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『カウンターエリート』を読んだ

カウンターエリート  石田健 著 文藝春秋

懐疑主義を完全に排除するのではなく、それを科学的な枠組みの中で健全に取り扱うことで、科学は真に進歩的であり続けることができる。このようなバランスの回復が重要だと考えており、それこそが現在の科学や社会における大きな課題の一つだ。

この引用はは著者でなくピーター・ティールの言葉の引用だけど、前半では一番「わかる〜」ってなったところ。

この社会の何をどういうふうに変えたいか、をより大局的な視点で分かっている人たちこそが世界を形作っていくのだな、と思った。それと、呉越同舟?同床異夢?考えが合わない人たちとどう組んで目的を果たすか、現在進行系のお話。その意味で、宣伝文句として石丸や斎藤の名前を出しているのだと思うけど、次元が違う。かれらはカウンターエリートではない。

「おわりに」の直前の一文にゾクッとしたし、「おわりに」が本編と言ってもいいくらい面白かった。たくさんの人に読まれてほしいと思うし、特に女性の感想を聞いてみたいかな。マノスフィアとかテックブロが前面に出る中で女性が何を思うのか分からなかったので。